アニマロッサ

ポルノグラフィティ( 色情塗鴉 ) アニマロッサ歌詞
1.アニマロッサ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁

風を切るツバメのように 一瞬で目指す碧い海へ行けるなら
こんなに泥と埃にまみれた 棘の道を行かず済んだのに
背中には翼は生えず この足はもつれ つまずき 先はまだ長い

それでも男達はひたむきに歩き続ける

君がここに居ることで僕はこの旅の先を知るだろう
足元を照らしてくれる光のように輝いてる
君とここに居ることを僕はそれを愛と呼んでいいのかい?
この肉体(からだ) この心 君をずっと守りたい

そばにいる 終わりまで

粉雪の結晶のように 美しい形のものなんて望まない
ましてや 締まりの悪い馴れ合うばかりのものなら もう無くていい
キリキリと張り詰めているピアノ線のように繋がることを望んでる

決して目を逸らさずまっすぐに見つめ続ける

運命の鐘が鳴る それは何色の「明日」を呼ぶんだろう?
喜びも悲しみも僕達には選べない
ならば 君の涙にも微笑みにも花を添えよう
その気持ちきっと忘れない 僕とともに焼き付けよう

離さない 終わりまで

君がここに居ることで僕は僕で居る意味を知るんだ
ほとばしる真っ赤な愛情 僕の命を燃やしてる
君の為に僕は居るから
この肉体(からだ) この心 君をずっと守りたい

そばにいる 終わりまで 離さない


2.小規模な敗北

作詞:新藤晴一
作曲:新藤晴一

目の前に立ちはだかる敵は壮大 壁のような日常
押せど引けど びくともせず 戦う気は削がれてゆく

致命的な傷を避け のらりくらり躱して
自分を守るのはそういうことだ

小規模な敗北 繰り返して
じりりじりりと後ずさりしてる
いつか見てた夢が焼かれてゆく
僕は無責任な傍観者だ

そうまでして先延ばしてる 偽物だと暴かれること
生温い日常の中 偽物でもやってこれた

薄皮を通して しみ込んだ怠惰
それなら夢など見なきゃいい

焼け野原を冷ます雨が落ちて
青春の日が生焼けのままで
白旗を振ったら許されるの?
そもそも僕など相手にしない?

小規模な敗北 繰り返して
じりりじりりと後ずさりしてる
いつか見てた夢が焼かれてゆく
僕は無責任な傍観者だ

恥を上塗れば多少なりと
痩せたSOULを隠せるのかな
我が身可愛いのは誰も同じで
甘やかせたい 君も同じだろ?


3.邪険にしないで

作詞:新藤晴一
作曲:新藤晴一

上手(うも)ぉに言えやあ えぇんじゃけど なんかゆうたらお前が
そがいにプンスカ 怒りょぉるけぇ わしもええ気がせんわ

時が経とぉが経たまぁが どうでも
変わらんもんだってあろぉ?
よせる波は途切れんじゃろぉし
夏にはみかんは香るじゃろぉ

好きか嫌いかで言うたら好きよ
大事かどうかで言うたら大事
お前がおらんなったら まあ 寂しいかも知れん
わしの気持ちがわからんゆうんか
いつもお前の名前呼ぶ時にゃ
その後ろにハートマーク そっと付けとんじゃが わからんか

こがいに近くにおったのに気付かんこともある
こがいに近くにおればこそわからんこともある

離れとってもどぉしょんか気になって
じゃけえゆうて電話するんはつまらんし
ちぃたぁ可愛いとこみせて メールでもしてこいや
好きか嫌いかで言うたら好きよ
大事かどうかで言うたら大事
お前がおらんなったら ぶち寂しいかも知れん